mortalityの意味と語源 ~英単語攻略~
単語の「語源」「意味」「ニュアンス」について纏めています。語源を知ることで「ニュアンスの理解」「単語のイメージ化」「記憶の強化」に役立ちます。単語一覧はこちら。
意味、語源、ニュアンス
意味と語源については、お勧めの辞書、お勧めの語源辞典で紹介しているものを参考にしています。
意味
名詞の意味を持ちます。主要なものは下記となります。
- 「死亡数」
- 「死亡率」
- 「死ぬ運命」
語源とニュアンス
語源は、語根mor(死)+ity(名詞語尾)→「死に関する内容」ということ。longmanには一番目に「特定の期間・集団・原因での死者数」、二番目に「死の定め」「死の運命」というような説明がされている。自分がこの単語を実際に見たことがあるのは今のところ下図のようなバスタブ曲線(故障率曲線)と呼ばれるグラフのみ。
あまり専門的になりすぎないように説明すると、時間経過によって発生する機械・装置の故障率を示すグラフのこと。大きく初期故障期、偶発故障期、摩耗故障期の3つの期間に分かれ、初期段階では初期不良が発生するため故障率は高く、その期間を過ぎると落ち着くが摩耗故障期に入ると故障率が再度上がるという特徴がある。そして初期故障期のことを英語でinfant mortalityと呼ぶ。
infant mortalityは直訳すれば幼児死亡数(率)となる。おそらく、人間の初期死亡率と機械の故障率が同じような傾向(ある程度の成長してくれれば死亡率は激減する)であるため、このような表現になっているのだと思う。
長くなってしまったが、mortalityは「特定の期間・集団・原因での死者数」を表し統計データでよく見る単語となる。mortalityに関しては、語源から上手く説明できなかったので、実際に使用されている例からの関連付けとして説明した。
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