plunge intoの意味とイメージ ~句動詞攻略~
句動詞の「意味」「イメージ」について纏めています。 句動詞は「基本単語」×「前置詞/副詞」の組み合わせです。そのため、構成要素となる単語のコアを把握しておき、そこから意味をイメージで派生させる癖をつけるとよいと思います。句動詞一覧はこちら。
意味、イメージ、ニュアンス
意味は、お勧めの辞書で紹介しているものを参考にしています。
意味
plunge intoの主要な意味は下記となります。
- …に陥る
- …に飛び込む
分解→イメージとニュアンス
分解して考えれば、plunge(突っ込む)+into(~の中に)→「何かの中に突っ込んでいく」となり、前述の意味につながっている。
なお、この表現で使われている動詞plungeは、ラテン語のplumbum(鉛)に由来している。海の深さを測る方法に測鉛というのがあり、写真のような紐の先端にplumbum(鉛)が付いたものを「ドボン」と海の中に入れ紐の長さを測る(鉛は比重が大きく、安価で大量に取れるという理由で使われているのだと思う)。ここから、plungeは、「何かの中にドボン(急落)」というイメージを持った単語となっている。
雑学になってしまうが、釣りのおもりにも鉛とスズの合金が使われている。また、ちょっと前までは、はんだ(写真のように電子部品をはんだ付けに利用される合金)にも含まれていたが、地球環境の破壊や人の健康に害を及ぼす可能性があるということで、鉛を使わないものに移行している。鉛は元素記号でPbというので、Pb free(鉛を使ってない基板)という表記が最近の電子基板には表記されている。
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