no wonder…の意味とイメージ ~定型表現攻略~
意味が1つしかない定型表現であれば丸暗記でもよいのですが、多岐に渡る場合は分解してイメージ化しておくと記憶の定着にもよいと思います。表現一覧はこちら。
意味、イメージ、ニュアンス
意味は、お勧めの辞書で紹介しているものを参考にしています。
意味
no wonder…の意味は下記となります。
- 「…するのも不思議ではない」
- 「…は驚くに値しない」
- 「…も無理はない」
分解→イメージとニュアンス
同表現は、It’s no wonder that…が省略された形で、wonderが「驚嘆」「感嘆」等の意味を持つ名詞であることを知っていれば「…は全く驚嘆ではない」という直訳ができ、意訳して冒頭の意味につなげることができる。なお、wonderは「驚きを引き起こさせる何か」というのがコアイメージになると思う。
少し蛇足になるかもしれないが、日常会話では名詞よりも動詞として使われる頻度が高い印象があるので動詞の意味についても補足しておく。動詞wonderは「驚く」「~かしらと思う」「あれこれ考える」等の意味を持っており、I wonder if…/I’m wondering if…/I was wondering if…(…かしらと思う)といった構文を見かけたことがある人も多いと思う(暗唱例文300にはあり)。
動詞の意味は、名詞の意味から来ているので「驚きを引き起こさせる」→「頭の中であれこれ考える」→「~かしらと思う」といった具合に意味が派生していったのではないかと思う。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません