trivialの意味と語源 ~英単語攻略~
単語の「語源」「意味」「ニュアンス」について纏めています。語源を知ることで「ニュアンスの理解」「単語のイメージ化」「記憶の強化」に役立ちます。単語一覧はこちら。
意味、語源、ニュアンス
意味と語源については、お勧めの辞書、お勧めの語源辞典で紹介しているものを参考にしています。
意味
形容詞の意味を持ちます。主要なものは下記となります。
- ①「些細な」「取るに足りない」
- ②「(数学で)自明な」
語源とニュアンス
語源は、tri(三つ)+via(道)+al(形容詞語尾)→「三叉路の」ということ。ここから、古代ローマでは三叉路が多かったことから「ありふれた場所」を意味するようになり、更に、中世の七つの教養科目のうち基礎となる三科目(文法、論理、修辞)をtriviumと呼んだことから「基礎的な内容で他の四科目よりも劣るといったニュアンス」を持つようになった単語となる。
以上のことから、次のような流れで前述の意味に繋がっている。
①あまり重要ではない→「些細な」「取るに足りない」
②基本的なこと→「(数学で)自明な」
昔、トリビアの泉というテレビ番組があったので、見たことがある人は何となく単語のイメージが掴めると思う。
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