characteristicの意味と語源 ~英単語攻略~
単語の「語源」「意味」「ニュアンス」について纏めています。語源を知ることで「ニュアンスの理解」「単語のイメージ化」「記憶の強化」に役立ちます。単語一覧はこちら。
意味、語源、ニュアンス
意味と語源については、お勧めの辞書、お勧めの語源辞典で紹介しているものを参考にしています。
意味
名詞と形容詞の意味を持ちます。主要なものは下記となります。
- 名詞:「特徴」「性質」「特色」
語源とニュアンス
語源は、character(特徴)+istic(形容詞語尾)ということ。接尾辞-isticは形容詞語尾となるので前述したように形容詞としての意味もあるが、名詞としての意味も併せ持つ単語となる。
ただ、characterという単語自身も「特徴」という意味を持っているのでcharacteristicとの違いがパッと見よく分からない。longmanで調べてみると、a quality or feature of something or someone that is typical of them and easy to recognizeとあるのでcharacteristicの方が「典型的で分かりやすい特徴」ということなのだと思う。
また、このサイトではcharacteristicが一つの特徴を意味するのに対し、characterは色々な特徴を集めたものとの回答がある。複数の中から一つの特徴を取り出す→「典型的で分かりやすい特徴」ということなのだと思う。
接尾辞-isticの考察
上述したcharacteristicとcharacterの差は、接尾辞-isticに由来するのではないかと思いちょっと調べてみた。完全なこじ付けになっている可能性も十分あるので時間がある人は一読頂ければと思う。
まず、接尾辞-isticは、ist(専門家)+ic(形容詞語尾)が複合された接尾辞になると思う。具体例を挙げれば、art(芸術)、artist(芸術家)、artistic(芸術の)といった感じ。
また「~する人」という意味を表す接尾辞に-ianもあるが、これはどちらかというと包括的なニュアンスがある。それに対して、-istはより特定したものという印象がある。例を挙げれば、musicianに対してviolinistや pianistといった感じ。そのため、接尾辞-istには「特定する」といったニュアンスが含まれ、character(複数の特徴)から特記すべきものや典型的なものをcharacteristicで特定しているといったことなのではないかと思う。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません