climateの意味と語源 ~英単語攻略~
単語の「語源」「意味」「ニュアンス」について纏めています。語源を知ることで「ニュアンスの理解」「単語のイメージ化」「記憶の強化」に役立ちます。単語一覧はこちら。
意味、語源、ニュアンス
意味と語源については、お勧めの辞書、お勧めの語源辞典で紹介しているものを参考にしています。
意味
名詞の意味を持ちます。主要なものは下記となります。
- 名詞:「気候」「風土」「(ある気候の)地帯、地域」
語源とニュアンス
語源は、clim(傾く)+ate(名詞語尾)→「傾きによって分けられたもの」ということ。これは、昔の地理学者が「地球を太陽光の傾きに基づいて区分けした」ということに由来しており、「地域」「地帯」という意味があるのはこのためとなる。
後に区分けされたclimate(地域)の気温、降水量等が重要視され始め、特定の地域の「気候」「風土」を意味するようになり冒頭の意味につながっている。さらに比喩的に、精神的、経済的、社会的な状況を表すのにも使われるようになり、ニュースや新聞等を読んでいると、economic climate(景気)といった表現を見聞きすることがある。
weatherとclimateの違い
climateと混乱しやすい単語にweather(天気)がある。後の例文で出てくるが、weatherはweather forecast(天気予報)という形で使われることから分かるように短期的な天候を指す。それに対してclimateはもっと長期的なこと(すなわち気候)を指す。上述したようにclimateは「傾き」の結果としてもたらされるものなので、短期ではなく長期というニュアンスも分かると思う。
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