introduce A to Bの意味とイメージ ~定型表現攻略~
意味が1つしかない定型表現であれば丸暗記でもよいのですが、多岐に渡る場合は分解してイメージ化しておくと記憶の定着にもよいと思います。表現一覧はこちら。
意味、イメージ、ニュアンス
意味は、お勧めの辞書で紹介しているものを参考にしています。
意味
introduce A to Bの主要な意味は下記となります。
- 「AをBに紹介する」
分解→イメージとニュアンス
「AをBに紹介する」という意味の表現。この表現で使われている動詞introduceは「紹介する」「案内する」「導入する」等の意味を持ち、語源は、intro(内側に)+duce(導く)→「内側に導く」ということ。ここから「案内」「紹介」といったニュアンスとなり前述の意味につながっている。そのため、introduce A to Bという形で「AをBに到達するように中へ導く」ということ。
なお、文法的にはA→Bという流れなのだがネイティブとしてはB→Aという感覚で使うことも多いらしくここで議論がなされている。非ネイティブの自分には正直感覚としては分からない。ただ、色々調べた結果、introduceの語源は「導く」というところから来ているので、下記のような使い分けがあるらしいことが分かった(一部推測が入っているが)。
- ①上下関係がある場合は、目下の人をA、目上の人をBに置く(導かれるのは目下の人であるべきなので)
- ②男女間の場合は、男性をA、女性をBに置く(女性への敬意から導かれるのは男性側となるので)
- ③人と人以外の関係では、Aに人を置きBに人以外を置く(人以外のもの(理論やモノ等)は物理的に導けないので)
結局のところ、introduce A to Bというのは知らない人やモノを紹介するということ。文法的にはA→Bという順序だが、①~③のような慣例、礼儀、感覚から、AとBの順序は話者や状況次第ということで理解している。
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