deal with…の意味とイメージ ~句動詞攻略~
句動詞の「意味」「イメージ」について纏めています。 句動詞は「基本単語」×「前置詞/副詞」の組み合わせです。そのため、構成要素となる単語のコアを把握しておき、そこから意味をイメージで派生させる癖をつけるとよいと思います。句動詞一覧はこちら。
意味、イメージ、ニュアンス
意味は、お勧めの辞書で紹介しているものを参考にしています。
意味
deal with…の主要な意味は下記となります。
- 「…に対処する」「…を扱う」「…と取引する」「…に上手く対処する」
分解→イメージとニュアンス
動詞deal自体は「(トランプカードを)配る」という意味を持っているが、これは語源dail(分ける)に由来しており、「何かを分ける」→「分配する」ということ。
そのため、deal withを分解して考えれば、deal(分配する)+with(関係)→「関係のあるモノを分配する」ということ。ここから、何かを適切に分配する=何かを上手に扱うとなり、前述の意味につながっている。
また、longmanにはto take the necessary action, especially in order to solve a problemという説明がされており、「特に問題を解決するために」との説明がされているが、dealのコアのイメージある分配する(問題を分配して無くす)というところから直感的にも理解できると思う。「対処する」という意味を持つ表現として、handle、cope with等があるが、このサイトに詳細なニュアンス差異がまとめられているので一読してみると理解が深まると思う。
リンク先のサイトの説明によると、deal withは「とにかく用事を片付ける」といった丁寧さに欠けるニュアンスがあるとのこと。個人的には、カードを配っているdealerの様子を思い浮かべ、①皆に素早く適切にカードを分配している様→「上手に扱っている」、②機械的に分配している様→深く考えず配っている、という二面性があるという理解をしておけばよいと思う。
なお、cope with…(…に対処する)との違いについては、こちらでも説明しているので気になる方は先読みして頂ければと思う。
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