wisdomの意味と語源 ~英単語攻略~
単語の「語源」「意味」「ニュアンス」について纏めています。語源を知ることで「ニュアンスの理解」「単語のイメージ化」「記憶の強化」に役立ちます。単語一覧はこちら。
意味、語源、ニュアンス
意味と語源については、お勧めの辞書、お勧めの語源辞典で紹介しているものを参考にしています。
意味
名詞の意味を持ちます。主要なものは下記となります。
- 「知恵」「分別」「教え」
語源とニュアンス
語源は形容詞wiseにdom(名詞語尾:状態、位置)を付加して名詞化された単語となるため、まずは形容詞wiseについての説明をする。wiseは語根wi(見る)を持っており「見て知ること」というのが語源としての意味になる。wiseを辞書で引くと「賢明な」「賢い」という意味が載っているが、「実際に見て経験した知識を活用して」というコアが根底にある単語となっている。
本題に戻り、wisdomは上述したwiseを名詞化したものとなるため、「実際に見て経験した知識を活用すること」となる。ここから、
①経験に基づいて判断や感覚→「分別」
②経験を通じて蓄積された知識→「知恵」「教え」
といった具合に前述の意味につながっている。ただの知識(knowledge)ではなく、それまでに得た知識や経験を活用していくことに焦点が当てられた単語となっている。
加えて、日本語で言うところの「おばあちゃんの知恵袋」的なニュアンスもあるのではないかと思う。また、有名な英和・和英辞典にウィズダムがあるが、単に知識を詰め込むのではなく活用していくという意味で名付けられているのではないかと思う(ネーミングの本当の背景はちょっと分からなかったが)。
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