【奮闘記】5.5 本質学習は難しい ~話せる英語を目指して~
管理人は「話せる英語習得」を目指して、本質学習を約7年実践しました。本質学習に対する管理人なりの結論を纏めています。
真理を求めて「仮説」→「検証」をした結果になります。理系的アプローチの典型です。チャレンジしたことに悔いはないと思ってます(笑)
本質学習の実践結果
言語学習の本質を「赤ちゃんが言語を学ぶように学ぶこと」と位置付け、約7年を割いて2つの教材で英語習得を試みました。詳細は下記記事にしていますが管理人が望むような結果は得られませんでした。もちろん、モチベーション低下に伴う学習時間減の影響もあるので、全身全霊を込めて打ち込んだ7年という訳ではありません。
管理人は成果を出せませんでしたが、同じ教材で本当に英語習得できた人がいるのかという疑問が出て来ると思います。周りで同方法で英語学習をした人はいないので信憑性のあるデータはありませんが「本当にごく少数の人しか英語習得できていない」のではないかと推測しています。この辺りを少し考察していこうと思います。
なぜ成功しなかったのか
少し話が変わりますが、管理人は「ダイエットと英語学習は類似点が多い」と考えています。両方とも地道に努力すればそれなりの結果は得られるという共通点があります。ただ、人間は楽をしたがる生き物なので、甘い謳い文句の教材や手法が次から次に出てきます。そして、それらに食いつく人の大多数は「意志の弱い人」「楽して理想を実現したい人」となります。
残念ながら、管理人の試した上記2つの学習法は本質を突いているものの、すぐに結果が出るタイプのものではありません。そのため、「意志の弱い人」「楽して理想を実現したい人」には不向きとなり、必然的に成功者はごく一部となるのではないかと考えています。
本質学習の結論
管理人は上記学習法を通じて英語が話せるようにならなかった失敗者です。でも、言語学習の本質は今でも「赤ちゃんが言語を学ぶように学ぶこと」だと思っています。
ただ、問題点を挙げるのであれば、管理人が試した優れた2つの手法を使っても自分の成長を感じるのが非常に難しいということです。人は努力に対してOUTPUTが出ないとその努力を続けるのを困難に感じてしまいます。
7年間という歳月をかけて管理人が得た結論は次の内容です。
言語習得の本質は「赤ちゃんが言語を学ぶように学ぶこと」だが、臨界期を過ぎた人にとって、その本質を追及して勉強するのは、必ずしも万人受けする最適な学習法ではない。
本質学習で成功する人とは
上述したように管理人は失敗者です。才能、情熱、努力、勉強量が足りなかったと言われれば反論の余地はありませんが、自分の成長を感じ取れない中、継続するほど我慢強くはありませんでした。そして、それは管理人以外の多くの人にも当てはまるのではないかと考えています。
ただ、世の中には本質学習で成功されている方がいるのも事実です。その方々と管理人の差についてちょっと考察してみたいと思います。当時、管理人がモチベーション維持も含めて参考にしていた動画が、ニュージーランド人ブロガーの彦左衛門さんです。
下記動画は、自身が日本語を覚えた経験から、どのように英語を勉強したらよいのかというのを語られています。
彦左衛門さんは上記動画の中で要点を3つ挙げています。
- 学習しようとしている言語環境に自身を浸す(疲れても休まないこと)
- 知っている単語を使って話す(母国語でそれに相当する単語は?とは考えない)
- 間違いを恥ずかしがらないこと
非常にシンプルで理解もできますが、これを継続して実践するのは相当大変だと思います。もし容易なことであれば、日本の英語教育は大幅に変わっていると思います。また、上記内容は管理人が実践した2つの勉強法と本質的に同じと考えています。
最近では、YouTube上に本質学習で英語を話せるようになった日本人の動画もいくつかアップされていますが、彼らに共通するのは次の点だと思ってます。もちろん、才能も関係あると思いますがここでは除外しています。
- 英語学習への情熱が非常に高い
- 英語学習するのを苦に感じてない
- 人と話すのが好き
要は、本質学習でも英語を話せるようになるにはそれなりの時間と努力を伴いますが、それらを苦痛と感じない人たちということです。では、自分がこれらの特徴を持てるかというとその答えはNoです。理由は、次のようなことを言われてるのと同じだと思うからです。
- 無趣味な人に熱中できる趣味を見つけろ(この場合は英語を趣味にしろということ)
- 社交的じゃない人に対して社交的になれ(管理人は社交的ではないです)
上記をもって、管理人の本質追及学習はピリオドを打つことになりました。
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