【基礎編】4.3 例文暗唱の教材選定について ~話せる英語を目指して~
ここでは、お勧め教材一覧の「例文暗唱の教材選定」について説明していきます。
英語脳の基礎回路を構築する上で同質・大量INPUTは非常に効率的です。そのため、例文暗唱教材も1冊に絞らずに複数やることは非常に有用だと思います。
一押し教材(★3つ)
管理人の一押しは★3つのDUO3.0です。
詳細は下記記事を一読して頂ければと思います。
その他のお勧め教材(★1つ~★3つ)
当サイトでは、大西先生の本(例文暗唱用)、入試英語最重要構文540、暗記用例文300をピックアップしています。どれも管理人が使ったことのある教材です。
例文暗唱教材に関しては「日→英の音声データがあることを最重視」しています。理由は、最終ステップで「音声だけの瞬間英作文を行って定着化を図るため」です。それには、日→英の音声データが必要不可欠となります。
裏を返せば、上記以外に日→英の音声データが用意されている教材がなかったということになります。なお、大西先生の本だけは日→英の音声データがないのですが「別格扱い」ということでピックアップしています。
日→英の音声が重要という点については、下記記事のYouCanSpeakで不十分だった理由をご参照ください。
教材選定と進め方
例文暗唱は中学レベルではカバー出来ない「単語」「文法」「表現」「構文」等を身に付ける手段との位置付けです。そのため、最初の教材としては、それらを560本の例文に凝縮されたDUO3.0がお勧めです。
同教材はTOEICや大学入試用としても十分役立ち、日本の英語教育とも親和性が高い特徴があります。そのため、TOEICのスコアも上げつつ話せるようになりたい人にうってつけの教材です。
管理人はあまりTOEICを重視してないのですが、日本では同スコアで英語力を判断されがちなので意識せざるを得ない現状があります。実際に管理人も赴任前にTOEIC700点を課せられました。
少し話がそれましたが、下図のように教材推移していくのが良いと思います。
上図を補足すると下記となります。
- 最初にDUO3.0を選択する。
- もし文法が難しいと感じるのであれば、大西先生の本(例文暗唱用)を先にやる。
- DUO3.0終了後、構文強化をしたいのであれば、入試英語最重要構文540へ移行。ただ、同書は筆記試験に特化している印象が強いので英語運用能力を向上させたい目的であれば本書はスキップする。
- 暗記用例文300へ移行する。
なお、暗記用例文300の内容はDUO3.0や入試英語最重要構文540でほぼカバーされていますが、英語脳の基礎回路を構築する上で同質・大量INPUTは非常に効率的なので「基礎固めの位置付け」で同書を加えています。DUO3.0をこなした後であれば、英文解釈自体はそれほど時間がかからないはずです。
DUO3.0以外の教材は自己判断としていますので、基本的には自身の英語能力と学習方針に従って実施有無を判断する形です。どれも素晴らしい教材なのでやるに越したことはないのですが、英語学習に費やせる時間も限られていると思いますので、自身の目的に合うものを取捨選択頂くのが良いと思います。
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