2. 当サイトの学習方針

2021年6月4日

管理人
管理人
英語は一朝一夕にできるようにはなりません。日々の積み重ねと継続が必要となります。

そして、継続するには「なぜこの勉強法(手段)が有効か」を理解しておく必要があります。

当サイトの方針について

学習マップに入る前に、まずは当サイトの学習方針について説明したいと思います。

日本語はなぜ話せる?

英語を学ぶ目的は人それぞれだと思いますが、多くの人が「話せるようになりたい」という目標を持っている印象があります。では、その人たちはどんな勉強をしているのでしょうか?

出発点として「そもそも言語が話せるとはどういうことか?」について考えてみたいと思います。管理人は日本人ですので、日本語の会話を例にとって考えていきます。

非常に基本的な内容ですが、図示すれば下図のような処理となるはずです。具体的には、①日本語の音声が耳に入る②日本語脳に情報が入る③情報が日本語脳で処理され内容が分かる④言いたいことを日本語脳で文章にする⑤発話する、という①~⑤のループを繰り返したものが会話となります。

英語が話せるようになるためには?

では、外国語である英語で同じことをするにはどうすればよいでしょうか?

日本語脳内で、日本語⇔英語を変換して処理をするというのも1つの方法ではありますが、あまり効率的な方法ではないというのは直感的に分かると思います。実は学校での英語教育はこの方法で行なっています。結果、時間に比較的ゆとりのあるリーディング、ライティングはある程度こなすことが出来るようになりますが、会話のような高速キャッチボールに対応するのは困難です。

そのため、英語が話せるようになるには、下図のように日本語脳とは独立した「英語脳」を構築してやり、英語を「英語脳で処理する」というアプローチが必要となります。

英語脳の構築方法

では、どのようにすれば英語脳を構築できるでしょうか?

実は、英語脳の構築方法は1つではありません。英語を話せるようになった日本人は世の中に何人もおり、各々違ったアプローチ(学習法)で英語脳を構築しています。意識的に構築している方もいれば、知らないのうちに構築できてしまった方もいると思います。

ここでは、「本質学習による構築方法」と「当サイトの構築方法」の2つについて説明していきたいと思います。

本質学習による英語脳の構築方法

管理人の勝手なネーミングですが、当サイトでは「赤ちゃんが言語を学ぶように学ぶこと」を本質学習と呼んでいます。もう少し詳細に書けば次のような内容です。

本質学習とは、赤ちゃんが言語を学ぶように学ぶことです。音を聞いて真似ることを繰り返していると、自然と意味が理解できるようになり、文法を学ばなくても正しく話せるようになります。本来、人間にはそのような能力が備わっており、それを活用することで母国語同様に外国語も習得できるという学習法です。

実際、皆さんも日本語はこの方法で習得しているので共感できる内容だと思います。考え方は至ってシンプルで、ひたすら英語入力をして英語のみで考える習慣を付ければ自然と英語脳は構築されていくということです(下図は会話を例にとった場合の英語脳構築イメージ図です)。

ただ、ご存知の方も多いかと思いますが、この方法は臨界期を過ぎた人にとっては有効に働かないというのが一般的な考えです。そのため、本質学習は言語学習において主流ではありません。学習が困難になる理由は諸説ありますが、1)日本語フィルターによって英語を英語として捉えにくくなる2)英語をInputしてもネットワークが構築されにくくなっている、等の理由が支配的なのではと個人的には考えています。なお、日本語フィルターについては説明が長くなるのでここでの説明は割愛します。詳細は基礎編の説明を参照ください。

↓本質学習を阻害する要因(臨界期後)

本質学習が困難になる理由が明確には分かっていないながらも、それを推測・対策し、本質追求した学習方法もいくつか存在します。実際、管理人は約7年という長いスパンをかけて、2つの学習方法を実践しました経験があります。残念ながら、期待したような成果は得られませんでしたが。

本質学習に関する詳細や試みは、管理人の軌跡にまとめてありますので、興味のある方は一読頂ければと思います。

当サイトの英語脳構築方法

前置きが長くなってしまいましたが、当サイトでは、「発音学習」「瞬間英作文」「例文暗唱」の3つを軸に英語脳の構築を行っていきます。具体的には、臨界期後に本質学習を阻害するであろう要因に対して、3つの手法で対策をするというアプローチです。イメージ的には下図のような感じです。具体的な内容については基礎編で説明していきますので、ここでは全体像のみの説明に留めます。

英語脳構築方法の比較

管理人の経験上、本質学習は最短ルートではあり得るかもしれませんが、自身の成長も実感しにくいという特徴があると思います。加えて、学校の勉強やTOEICとの親和性も薄いため、長期スパンで腰を据えてじっくりやるのは中々難しいと感じています(例えそれが最短ルートであってもです)。

それに対して当サイトのアプローチは学校の勉強やTOEICとの親和性もそこそこ高いので取り組みやすく、やればやっただけ効果が実感できる形になっていると思うので、万人受けしやすい内容だと思っています。

Posted by linguagem