接頭辞 Prefix

2021年6月18日

管理人
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語源活用することで英単語とそのイメージを紐付けることができます。
ここでは主要な接頭辞をまとめています。語根接尾辞はリンク先を参照下さい。
接頭辞意味印欧語根印欧語根説明ImageDUO3.0の単語
a-・on
・in
・into
・強意
-名詞を副詞化、形容詞化するのに使われていた接頭辞。同接頭辞を持っている単語は限られているのであまり意識する必要はないと思う。なお、強意の意味も持つasleep(眠って), arouse(掻き立てる), amaze(驚かせる)
above, across(横切って), ahead, arise(起こる)
ab-
apo-
・離れて*apo-印欧語根「離れる」に由来する接頭辞。abolish(廃止する), abortion(中絶),
abundant(豊富な), apologize(謝罪する), abstract(抽象的な), absolutely(本当に)
ad-
ac-
af-
ag-
an-
ap-
as-
at-
a-
ar-
・~の方へ*ad-印欧語根「向かって」に由来する接頭辞。後続のアルファベットによってスペル変化が生じることから、スペルのパターンは多岐に渡る。arrogance(傲慢さ), assure(保証する), aggressive(積極的な), affect(影響を及ぼす),
accompany(付随して起こる), attribute(~のせいにする), advertisement(広告), appetite(食欲), amount(量), acquaintance(知り合い), attorney(弁護士), applause(拍手)
ant-
ante-
anti-
・前(時間)
・前(空間)
・向かい合う
・反対
*ant-印欧語根「前に」に由来する接頭辞。正面にあるということは、空間的な前を意味し、それが時間的な前という意味にも拡張された。また、正面にあるということは「向かい合う」「反対」というニュアンスにもつながる。AM(ante meridiem=正午の前=午前)、anticipate(予測する), antarctic(南極), ancestor(祖先)、ancient(古代の),along(沿って)
ambi-
amb-
・周辺
・両方の
*ambhi-ant(前)+bi(二つ)→「前に2つのある」という意味の接頭辞。ここから、「両側」という意味になり、拡張されて「周辺」となっている。ambition(野心、念願), ambassador(大使), ambiguous(曖昧な), ambulance(救急車)
auto-・自己、自身
・自動
-語源はギリシャ語のautos(自身)に由来する接頭辞。ここから、「自身」「自動」といった意味に派生しており、身近な単語にauto(自動:自身で動く)があるのでイメージもしやすいと思う。autobiography(自叙伝), autograph(サイン)
be-・周辺
・強意
*ambhi-印欧語根「周辺」に由来する接頭辞。周辺→全方向→強意といった流れとなる。belong(あるべき所にある),
behave(振舞う), below(下に), behalf(~に代わって), beside(~の傍に), between, about, beneath、betray, believe(信じる)
bio-・生命
・生物
*gwei-印欧語根「生きる」に由来する接頭辞で「生命」「生物」という意味を持つ。バイオテクノロジー(生物工学)という単語を日本語でもよく聞くのでイメージはしやすいと思う。autobiography(自叙伝), biologist(生物学者)
circum-・周りに*ker-印欧語根「回転する」に由来する接頭辞で「周りに」という意味を持つ。なお、語根としても使われている。circumstance(事情、状況)
com-
co-
con-
coun-
・一緒に
・強意
*kom-印欧語根「一緒に」に由来する接頭辞。一緒に何かをやるということは今までよりも強化することにつながるので「強意」という意味にもつながる。cooperate(協力する), recognize(気付く), confuse(混同する), collect(集める), council(議会), concentrate(集中する), corruption(汚職), conflict(対立), comfort(慰める)
contra-
contro-
counter-
・反対
・逆らって
*kom-印欧語根「一緒に」に由来する接頭辞。一緒にいる→向かい合う関係となり、「反対」「逆らう」といった意味を持つ。同接頭辞を持つ身近な単語にcounter(カウンター:対面する場所)がある。contrary(反対), contradict(逆らう、矛盾する), controversy(論争), contrast(対比), encounter(出くわす、遭遇する)
de-・下に
・離れて
・完全に
(強意)
*de-コアは「下に」という意味の接頭辞。下に行けば「離れる」というニュアンスとなり、離れ切れば「完全に」という強意のニュアンスにつながる。depend(~次第), decline(減少する), destiny(運命), destination(目的地), departure(出発), deserve(ふさわしい), debt(借金), declare(宣言する), independence(独立), debate(討論), deliberately(意図的に), derive(引き出す), devorce(離婚する), deceive(騙す), depress(落ち込む)
dis-
di-
de-
dif-
・離れて
・反対
・完全に
(強意)
-コアは「離れる」という意味の接頭辞。離れれば向かい合う関係となり、ここから「反対」というニュアンスが生じる。そして、離れ切れば「完全に」という強意のニュアンスにつながる。distant(遠い), development(発達), display(展示), discovery(発見), disagree(反対する), differ(異なる), diligent(勤勉な), disappear(消える), discipline(規律), deny(否定する), indifferent(無関心な), distinguish(区別する), disguise(変装)
dia-・~を通って
・間を通って
*dwo-印欧語根「二つ」に由来する接頭辞。ここから、二つの間を通ってというニュアンスとなる。同接頭辞を持つ身近な単語にdiameter(直径)がある。これは、dia(間を通って)+meter(測る)→「円の中心を通って測る」ということ。dialogue(対話), dialect(方言), diarrhea(下痢)
diplo・二重の*dwo-
*pel- (2)
di-(二つ)+plo(重ねる)→「二つに重ねる」という意味の接頭辞。二つの語根を組み合わせた形となっている。diplomatic(外交の)
en-
em-
・~化する
・中に入れる
*en印欧語根「中に」由来する接頭辞。何かを中に入れるというイメージが、名詞や形容詞等を他動詞化する(別の形にする)ということにつながる。encourage(励ます), endangered(危険にさらされた), enthusiastic(熱心に), enclose(同封する), envelope(封筒), embarrass(恥ずかしい思いをさせる), embrace(抱きしめる)
epi-・近く
・向かって
・~の間
・他に
・強意
*epi印欧語根「近い」に由来する接頭辞。①近くの対象へ向かっていく→「対立する」、②近くにある→「強意」、③対象との間→「~の間」、④近くにあるモノ→「他に」といったニュアンスへも派生している。なお、同接頭辞を持つ身近な単語にepisodeがあり、もともと小説や劇の合間に挟む小話ということ。epidemic(病気の流行)
ex-
e-
ef-
es-
・外に
・完全に
・上に
*eghs印欧語根「外に」に由来する接頭辞。同語根を持つ身近な単語にexit(非常口)があり、ex(外へ)+it(行く)ということ。また、外に出たものは丸見えとなるため「完全に」というニュアンスにもつながる。また、上限値の外にということから方向性としては「上に」というニュアンスが出る。evidence(証拠), erect(建てる), ex-girlfriend(元彼女), emission(排出), effect(効果), election(選挙), eliminate(取り除く), explode(爆発する), expedition(探検), exhibition(展示会), emerge(出現する)
extra-・外へ
・~以上の
*eghs上記と同じ印欧語根「外に」に由来。外へ越えるというニュアンスから「~以上の」という意味を持つ。同接頭辞を持つ身近な表現に、服のサイズXL(Extra Large:Lを越えるサイズ)がある。extraordinary(異常な), extra(余分の)
fore
for-
・前もって
・前方の
*per- (1)印欧語根「前に」に由来する接頭辞。ここから、時間的・空間的に「前方の」という意味を持つ。なお、語根としても使われている。forecast(予測する), forward(前に), forth(前方へ)
for-・否定
・完全に
*per- (1)印欧語根「前に」に由来する接頭辞。対象が前にいれば対立という構造になり、そこから「完全に」「否定」といったニュアンスが生じる。なお、語根としても使われている。forbid(禁じる), forget(忘れる), forgive(許す)
geo-・土地の-ギリシャ語のgaia(地球、土地)に由来する接頭辞。geometry(幾何学), geographical(地理的な)
hemi-
semi-
・半分*semi-印欧語根「半分」に由来する接頭辞。同接頭辞を持つ身近な単語にsemifinal(準決勝:最後の半分)がある。hemisphere(半球)
homo-・同一の
・同じ
*sem- (1)印欧語根「集めて一つにする」に由来する接頭辞。「同一の」「同じ」といった意味を持つ。なお、語根としても使われている。homogeneous(同種の)
hydro-・水の
・液体の
・水素の
*wed- (1)印欧語根「水」に由来する接頭辞。化学式H2O(水)のHはhydrogenの略となる。hydrogen(水素)
hypo-・下に*upoギリシャ語のunderに由来する接頭辞。印欧語根まで遡れば*upo(下に)ということ。ちなみにoverはhyper-となる。hypothesis(仮説、前提), hypocrisy(偽善)
in-
ir-
im-
il-, ig-
・否定
・反対
*ne-印欧語根「否定」に由来する接頭辞。なお、語根としても使われている。integrity(高潔)、illegal(非合法の), indecisive(優柔不断な), individual(個人), injury(怪我), immediately(すぐに), ignore(無視をする)、irrational(根拠がない), integrate(統合する),infant(幼児), innocent(無罪の), immense(巨大な)
in-
im-
・中に
・強意
*en印欧語根「中に」由来する接頭辞。「強意」という意味にも派生している。incident(出来事), instrument(計器), intend(意図する), impress(感動させる), impose(強要する), imply(示唆する)
inter-
enter-
・間に
・双方向の
*en印欧語根「中に」由来する接頭辞。英語のbetween、among等の相当する接頭辞となり、「間に入る」ということ。また、間に入って「双方向にやり取りをする」といったニュアンスも生じる。entertain(楽しませる), interpret(解釈する), interstate(州間高速道路), interactive(双方向の), enterprise(企業), interrupt(中断させる)
manu-
main-
・手*man- (2)印欧語根「手」に由来する接頭辞。同接頭辞を持つ身近な表現にマニュアル作業(手作業)、マニュアル自動車(手でギアを変える)等があるのでイメージしやすいと思う。なお、語根としても使われている。manuscript(原稿), maintain(維持する), manufacture(製造する)
meta-
met-
・~の間に
・~を追う
*medhyo-印欧語根「中間」に由来する接頭辞。何かの中間にあるということから、「前にあるモノを追う」「前後で変化する」といったニュアンスにも派生する。なお、語根としても使われている。method(方法、手法)
mono-
mon-
・唯一の
・単独の
*men- (4)印欧語根「小さい」「分離された」に由来する接頭辞で「唯一」「単独」といった意味を持つ。同接頭辞を持つ身近な単語にmonochrome(モノクロ)があるが、これは、単色ということ。monopoly(独占), monarchy(君主制)
multi-・多数の*mel- (2)印欧語根「強い」「丈夫」に由来する接頭辞。数を増せば丈夫で強くなるという流れで「多数の」という意味につながる。日本語でもマルチタスクといった表現を使うのでイメージしやすいと思う。multiply(掛ける)
ob-
oc-
of-
op-
・近く
・向かって
・反対
・強意
・覆って
*epi印欧語根「近い」に由来する接頭辞。①近くの対象へ向かっていく→「対立する」、②近くにある→「強意」というニュアンスへも派生している。obstacle(障害), obstinate(頑固な), occupy(占領する), offensive(不愉快な), object(物体)oppose(反対する)opponent(反対者)obscure(不明瞭な), obviously(明らかに), obey(従う), observe(観察する)
para-・そば
・並行
*per- (1)印欧語根「前に」に由来する接頭辞。前に対象物があれば、その対象物があることから「近い」「並行」といった意味も持つ。同語根を持つ身近な単語にparallel(並行)がある。paralyze(麻痺させる)
per-・通して
・完全に
・徹底的に
*per-印欧語根「通じて」に由来する接頭辞。英語のthroughと同じく「何かを通り抜ける」イメージとなる。persuade(説得する), perspective(遠近法), permit(許可する), personality(性格), permanent(永久の), perceive(気付く)
post-・後(時間)
・後(空間)
*apo-印欧語根「離れて」に由来する接頭辞。離れる→「後の」といったニュアンスに派生。後任者のことをポスト○○というので、理解しやすいと思う。PM(post meridiem=正午の後=午後), postwar(戦後), postpone(延期する)
pre-
pro-
por-
・前に
・その他
*per- (1)印欧語根「前に」に由来する接頭辞。前に対象物があれば、その対象物との関係(近い、対立)も示す。加えて、物理的な前だけでなく時間的な前も意味する。非常に幅広い意味を持つ。なお、語根としても使われている。portrait(肖像画), proverb(ことわざ), prospect(見通し), prolonged(長引く), prefer(好む), previous(以前の), , prejudice(偏見), profound(心からの), prevail(支配的である), province(県), proceed(進む)
psycho・心理
・精神
*bhes-霊魂や精神を意味する接頭辞。日本語でもサイコパスという単語を使うので一度は見聞きしたことがあると思う。psychology(心理学), psychologist(心理学者)
re-・後ろに
・元に
・再び
・強調
*wert-印欧語根「回す」に由来する接頭辞。「後ろへ戻る」「元に戻る」「再び」といった色々な意味を持つ。また、何度も繰り返すことで「強調」といったニュアンスも生じる。respect(尊重する), resolution(決議), remain(留まる), revenue(歳入), religion(宗教), recognize(気付く), remark(発言), relative(親戚)
socia-
socio-
soci-
・社会の*sekw-(1)印欧語根「続く」に由来する接頭辞。ここから、語根sociは「仲間」という意味つようになり、仲間とつながるネットワークがソーシャルネットワークということ。sociable(社交的な), society(社会)
sub-
suc-
suf-
sug-
sup-
sus-
・下に
・下から上に
*upo印欧語根「下に」「下から上に」に由来する接頭辞。suffer(耐える), suspect(疑う), succeed(成功する), supply(供給する), substitute(代わりに使う),submit(提出する), sufficient(十分な), suggest(提案する)
sur-
super-
・上に
・越えて
*uper印欧語根「越えて」に由来する接頭辞。同接頭辞を持つ身近な単語にsurface(表面:顔の上ということ)がある。なお、語根としても使われている。surplus(黒字), surroundings(周囲), survive(生き残る), surrender(降伏する), survey(調査), superstition(迷信), supreme(最上位の)
syn-
sym-
・一緒に*ksun-印欧語根「一緒に」に由来する接頭辞。同接頭辞を持つ身近な表現にsynchronized swimmingがあるので、イメージしやすいと思う。symptom(症状), sympathy(同情)
trans-・越えて
・交差して
*tere- (2)印欧語根「越える」に由来する接頭辞。「越える」ということは、そこで「交差する」ということにもなる。transform(変身する), transfer(転送する),
translate(翻訳する)、transaction(取引)、transparent(透明な),transportation(交通機関),transplant(臓器移植する)
un-・否定*ne-印欧語根「否定」に由来する接頭辞。同接頭辞を持つ身近な単語にunable(~できない)があり、un(否定)+able(可能)ということ。なお、語根としても使われている。uneasy(不安な), unemployment(失業), unprecedented(かつてない),unusual(普通ではない), uncertain(確信がない)
uni-・一つ*oi-no-印欧語根「一つ」に由来する接頭辞。unicorn(ユニコーン:角を一つ持つ空想上の動物)から連想するのが楽だと思う。universe(宇宙), union(組合), unique(ただ一つだけの)

Posted by linguagem