5.3 実践記1:「英語は絶対勉強するな」を6年間続けた結果

2021年6月13日

管理人
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英語は絶対勉強するな」の実践記です。
大学時代に取り組みました。なんやかんやで6年実施しました。

 

概要

ここでは、管理人が大学生~大学院だったころに実践した「英語は絶対勉強するな」という書籍に沿った実践記を簡単にまとめています。実践期間は2000年~2006年と長いですが、モチベーションを維持するのが大変だったので、凝縮すれば数年といった感じになると思います。

教材について

管理人が大学生になった頃にベストセラーとなった本です。ちょうど話せるための勉強をしようと思っていた時に偶然本屋で見つけ「これだ!!」と思い、書かれている勉強法を数年間実践しました。

少しうろ覚えですが、同書では次のようなやり方を提示しています。

【学習の流れ】
  • ステップ1:英語の音声を繰り返し聞く
  • ステップ2:ディクテーション(聞いた音声の書き取り)をする
  • ステップ3:ステップ2の書き取りを読んでモノマネ音読する
  • ステップ4:コウビルド英英辞典で分からない単語を調べる
  • ステップ5:映画を使って上記のステップ1~4を繰り返す
  • ステップ6:英字新聞を読む

本質学習の壁は何か?のところで結論付けた「日本語フィルターが本質学習を阻害する主要因だと仮説し、それを取り除きつつ」という部分が、まさにステップ1~ステップ3に該当し、これを実践すればきっと英語が話せるようになるはずだと確信めいた感情を持った記憶があります。

以下は、ステップ1~ステップ5までの管理人の実践概要となります。

ステップ1

この期間は赤ちゃんが言語を学ぶように、とにかく英語をシャワーのように浴びる期間です。教材は何でもよいのですが、同書には専用のCDが付属していたので、まずはそちらを使って学習を進めました。

確か本の中では、ステップ1をやっていく中で「ある日、英語の音の一つ一つが鮮明に聞こえるようになる瞬間がある」というような記述がありましたが、残念ながら管理人にはそのような瞬間は訪れませんでした。数カ月間、何百回も聞いたのですが。。。このまま続けても埒が明かないと思い、4カ月ぐらいを目途に次ステップへ移行することにしました。

ステップ2

このステップは、ステップ1で聞いた内容を書き起こす作業となります。なお、書き起こしたメモは次ステップでモノマネ音読する際に使うことになります。そのため、正確なスペルである必要はなく、これを見て音読できれば良いという趣旨の書き取りとなります。例えば、internationalという単語のtが聞こえなければ、innernationalと書けばよいといった具合です。

ご存知のように、日本語は音と文字が一対一で対応するのですが、英語の場合はそうではありません。同じスペルでも異なる発音をする場合があります。管理人の性格上、聞いた音は正確に記したいタイプなのでこのステップが苦痛でした。そして、どうしても発音と文字を一対一に対応させたかったので、最終的にスペルではなく発音記号で書き取りを行いました。

同書の中にも最低限の発音の勉強は必要かもしれないとの記載があったと思います。管理人は学校で発音記号を習ってないので、発音絡みの参考書を購入して独学で勉強しました。

そんなこんなで、全ての書き取りを終えるまでに半年以上を要してしまいました。

発音記号で書き取ったメモです。赤字はステップ4でスクリプトと比較して訂正したものです。
かなり分厚いノートになってます。

ステップ3

このステップは、ステップ2で書き起こしたメモを使ってモノマネ音読するという内容になります。

少しうろ覚えですが、判断基準は自分がほぼ同じと感じたら終了という内容だったと記憶しています。また、自分の発音を録音して聞くのも推奨されていたと思います。

同ステップにおいて、自分なりにCDの音声に似せて音読するところまでは順調に進んだのですが、自分の発音を録音して聞いた瞬間に愕然としました

完全なカタカナ英語。。。

根本的にCDの音声と違うのは分かるのですが「何が」違うのかが全く分からない。そのため、自分の発音のどこに問題があり何を修正してよいのかが分からないという状態でした。

そこで、英語発音を一から勉強すべく、発音絡みの本を手あたり次第購入して勉強することにしました。なんやかんやで発音自体にかなり時間をかけてしまったので(毎日やっていた訳ではありませんが)、ステップ3には約1年ぐらい要したと思います。

ステップ4

このステップは、ステップ2で書き起こしたメモの中で分からない単語やスペルが不明瞭な単語を英英辞典で引いてスペルを確認すると共に語彙を強化するという内容になります。

なお、同書では数ある英英辞典の中からコウビルド英英辞典を推奨しています(管理人も購入しました)。また、単語を調べれば、説明文の中に知らない単語が出てくることがありますが、それも調べることが推奨されています。

同ステップにおいて、難しいと感じた内容は下記の2点です。

不明確なスペルの特定が困難

この発音はどういうスペルなんだろうという目的で英英辞典を使うのは非効率と感じました。結局のところ、スペルに関しては付属のテキストで確認しました。

知らない単語が無尽蔵に増えていく

辞書を引けば知らない単語が複数出てきます。そして、それを引けばまた知らない単語が出てきます。加えて、同書では理解があやふやな単語も調べることを推奨していたいので、非常に基本的な単語も辞書を引いており、無尽蔵に増えていく印象がありました。

このステップは、淡々と英英辞典を調べてメモするのがメインとなります。自分が求めていた「話せるようになる」とは少しベクトルが違うと感じたので、ある程度調べたところで一旦区切りを入れることにしました(半年ぐらいやっていたと思います)。この教材が終われば、また別の教材でステップ1~4を回すことになるので、その際に調べればよいという気持ちもありました。

管理人が辞書を書き写した単語です。Oneという非常に基本的な単語も調べています。
かなり分厚い単語帳になってしまいました。

ステップ5

このステップは、映画を使ってステップ1~4の内容を実践するというものになります。教材は何でもよいのですが、管理人は海外ドラマのFriendsを選びました。理由は、たまたま大学の友人が夏休みにFriendsを一通り見ており面白かったと言っていたからです。どうせ教材にするなら、自分が興味を持てるものや面白いと感じるものにしたかったのでFriendsを選びました。

DVDを購入して最初に見た時の衝撃を今でもはっきり覚えています。

全く聞き取れないけど、これ英語なの??

ステップ4まで使っていた付属CDは、スピードも速くなく発音も比較的クリアでした。それに対し、Friendsの音声はスピードも速くて音のリエゾン(連音)やリダクション(消失)が頻繁に出てくるので聞き取ることが全く出来ませんでした。

そこで、発音をもっと本格的に勉強しなくてはダメだと思い立ち、ステップ3で購入した発音関係の本を再度引っ張り出して改めて学習をやり直しました。加えて、モゴモゴバスターという音のリエゾン(連音)やリダクション(消失)に関する教材も購入して勉強をしました。

結果、発音学習が功を奏してFriendsの音声もある程度聞けるようになったのですが、かなり時間を要してしまいました。Friendsは1話が約22分となりますが、発話量が多いので1話分のみステップ2の書き取り、ステップ3のモノマネ音読を実施しました。なんやかんやで1年半ぐらい要した気がします。あまり自分が成長している実感もなかったのでそこで同学習の継続を断念してしまいました。

ステップ6

このステップは、幅広い分野の英語に触れて知識を広げるのが目的となります。同書では、その手段として英字新聞を読むことが推奨されています。管理人はステップ5で挫折してしまったのでステップ6は実践していません。ただ、管理人はそもそも日本語の新聞すら読まないタイプなので、仮にステップ6を実践したとしてもすぐに飽きてしまっていると思います。

まとめ

本質学習の一つとして、英語は絶対勉強するなに沿った学習を2000年~2006年まで実践しました。最初の方は、毎日数時間しっかりとやっていたのですが、自分の成長をあまり感じることが出来ませんでした。そのため、モチベーションの維持が出来ずに途中からペースを落としてダラダラ進めてしまいました。

残念ながら、英語運用能力が向上したという実感はありませんでしたが、同学習方法を通じて少なくとも下記成果と実感は得られました。

【英語は絶対勉強するなを6年間継続した成果】
  • 発音と聞き取りに関してはかなり上達した(音は聞こえるということで、理解できるのとはまた別です)
  • 英語を雑音としてではなく言語として捉えれるようになった実感は出た
  • ある程度英語が出来る人であればステップ1~4の方法で英語運用力を伸ばせると感じ

Posted by linguagem