DUO3.0例文解説メモ #515

2024年1月11日DUO

管理人
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DUO3.0例文の515本目です。

if節の無い仮定法過去となります。仮定法のコアは動詞活用となるのでif節は必ずしも必要ではないということです。この辺りの説明はこちらに纏めていますので気になる方は一読頂ければと思います。

ChatGPTより生成した例文イメージ画像
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全体

後半の She could pass for twenty-something(二十代と言っても通用する)は文法的には仮定法過去となる。仮定法と言えば、If文を伴うイメージがあるが(学校ではそれを基本に教えられるので)、実際はそんなことはなくこの例文のように省略されることがよくある。彼女は実際には二十代ではないので現実に反するという内容を明示するためcanではなく過去形のcouldを使って表現しているということ。

前の例文で出てきたYou could go on a diet(ダイエットすれば)という表現もこの例文同様に仮定法過去を使っているためそちらの説明内容も参考にして頂ければと思う。また、仮定法過去自体はこちらにまとめているので併せて参考にして頂きたい。

niece

「姪(姪)」という意味の名詞。前の例文でnephew(甥)という単語が出てきているので、忘れてしまった方は併せて覚えておくとよいと思う(英語と日本語が一対一で対応するので、敢えて語源に紐付けずにそのまま覚えた方が楽だと思う)。

family tree

sociable

「社交的な」「愛想のよい」等の意味を持つ形容詞。語源は、socia(社会の)able(~ができる)→「社会に適応できる」となり冒頭の意味につながっている。なお、society(社会)については前の例文で出てきておりそこで説明しているので読み返してもらえると単語と語源のつながりが強化されると思う。

mature

「(子供や若者の態度などが)大人びた」「十分に成長した」「成熟した」「熟成した」「熟年の」等の意味を持つ形容詞(動詞の意味もある)。語源は、matu(良い事)という語根を持ち、ここから、完全な状態になるというニュアンスから冒頭の意味につながっている。なお、この例文では「(子供や若者の態度などが)大人びた」という意味で使われている。

個人的には語根matu(良い事)は覚えてもあまり有用な語根ではない印象なので、例文暗唱を通じて素直に単語を覚えてしまうのがよいと思う。

for one’s age

「歳の割に」という意味の表現。分解して考えれば、for(向かって)+one’s age(その人の歳)→「その人の歳に向かって」ということ。この文章に沿って考えれば「彼の姪が社交的で大人である」というのが、for her age(彼女の歳に向かっているということ)となり意訳すれば「歳の割に」となる。同表現を使って、look young for one’s age(歳の割に若く見える)というような使い方もできるので併せて覚えておくと表現の幅が広がると思う。

pass for…

「…(別人・別物で)通る」という意味の句動詞。分解して考えれば、pass(通る)+for(向かって)→「…に向かって通る」となり、…部分に別人や別物を続けることで本来とは違ったものとして通るという意味合いになる。

twenty-something

「二十代の人」「二十代」という意味の名詞。二〇歳の〇の部分をsomething(何か)で表した表現となっており、〇には1~9の数字が入り得るため冒頭の意味となる。ちなみに、longmanには、twentysomething(二十代)やthirtysomething(三十代)といったハイフンを除いた形でも掲載されている。

なお、同表現は全体を名詞化するためにハイフンで単語をつないだ複合名詞となっている。詳細はson-in-law(娘婿)で説明しているので忘れてしまった方は読み返して頂ければと思う。



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Posted by EngxEng