DUO3.0例文解説メモ #539

2024年1月11日DUO

管理人
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DUO3.0例文の539本目です。

日本語でナイーブというと「傷付きやすい」「純粋な」といった意味で使われますが、英語の場合は全く違う意味になってしまう点に要注意です。

ChatGPTより生成した例文イメージ画像
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dawn on…

「(事実などが)…に分かってくる」という意味の句動詞。この表現で使われているdawnは「夜が明ける」「周囲が明るくなる」「(真実が)明らかになる」等の意味を持つ動詞で、語源はday(日)に由来しており「日の始まり」ということ。ここから、前述した「夜が明ける」「周囲が明るくなる」という意味につながり、更に比喩的な意味として「(真実が)明らかになる」といった意味にも派生している。

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本題に戻り、dawn on…という形で「真実が明らかになってくるのが…に接触する」となり、意訳すれば冒頭の意味となる。なお、この例文のように、It dawn on A that…(Aに…ということが分かり始める)という形で使われることが多いので例文暗唱を通じてこの形で覚えてしまうのがよいと思う。

take in…

「…(人)をまんまと騙す」「…(人)を預かる」「…(新しい情報など)を理解する」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、take(ひょいっと取る)+in(中に)→「ひょいっと取って自分の中に取り込む」というイメージになる。

ここから、①人を自分の領域に取り込む→「…(人)をまんまと騙す」、②人を自分の家に入れる→「…(人)を預かる」、③新しい情報を自分の中に取り込む→「…(新しい情報など)を理解する」といった具合に冒頭の意味につながっている。なお、この例文では①の意味で使われている。

また、longmanには、①の意味では受動態で使われることが多いとの説明がされている。参考までに、この例文に沿って考えてみると、I had been taken in(私はtaken in状態を継続して持っていた)+ by Jennifer(ジェニファーによって)→ジェニファーによってtaken in(まんまと騙されていた)状態を継続して持っていたとなり、意訳すればDUOの和訳となる。

all along

「初めから」「ずっと」等の意味を持つインフォーマルな表現。分解して考えれば、all(全て)+along(細くて長いものに沿って)→「ずっと何かに沿っている」というイメージから冒頭の意味につながっている。alongのイメージをしっかりと把握していれば無理なく理解できる表現だと思う。

naive

「世間知らずな」「素朴な」等の意味を持つ形容詞。語源は、nature(自然)と同じく語根na(生まれる)を持ち、「生まれたばかりの」といったイメージを持つ単語となる。日本語でナイーブというと「傷付きやすい」「純粋な」といった意味で使われるが、英語の場合は全く違う意味になってしまう点に要注意。

なぜこのような違いが出てしまったかというと、同単語はフランス語経由で英語に入って来ておりフランス語ではポジティブ・ネガティブ両方の意味を持っていたが、英語はネガティブな意味日本語はポジティブな意味で伝わったためこのような差が出てしまっているらしい。

そのため、前述した「生まれたばかりの」というイメージをネガティブに捉えた英語は、「世間知らずな」「素朴な」といった意味となり、ポジティブに捉えた日本語は「傷付きやすい」「純粋な」といった意味になったということ。日本語と違い、英語のnaiveはネガティブな意味合いで使われるというのを意識しつつ例文暗唱に取り組むとよいと思う。

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see through…

「…(不正など)を見抜く」「…(人の正体)を見抜く」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、see(見る)+through(通して)→「通して見る」ということ。ここから、中身を見抜くといったニュアンスとなり、冒頭の意味につながっている。


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Posted by EngxEng