DUO3.0例文解説メモ #439

2024年1月11日DUO

管理人
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DUO3.0例文の439本目です。

文法的にはbe to構文を使った例文になります。

ChatGPTより生成した例文イメージ画像
YouTube動画版もあるのでご活用ください)
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summit

「首脳会談」「サミット」「頂上」「頂点」等の意味を持つ名詞。語源は、語根sum(越えて)を持っており、ラテン語のsummum(高いの最上級:最も高い)を経て冒頭の意味につながっている。そのため、冒頭の意味の「頂点」という意味が同単語のコアとなる。

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なお、サミット自体はカタカナでも普通に使われる単語となっているので、敢えて語源に遡って紐付けなくてもそのまま理解できる単語になると思う。ちなみに、サミットは首脳会談(国のトップ同士の会談)のことで、summit単独で使われることもあればこの例文のようにsummit talksといった形やsummit meeting/summit conferenceといった表現方法がある。

be to…

文法的にはbe to構文と言われる表現。前の例文で出てきたbe yet to…(まだ…していない)のところで既に説明済みなので詳細はそちらを参照頂きたいが、要点のみ再掲すると、①to以下をするということに向かっている状態、②toは到達のニュアンスも含むためカチッと固定されている感が出て改まった文章で使われることが多い、という二点となる。

この例文の場合は、be broadcast(放映される)ことに向かって状態がカチッと固定されていることになるので、意訳すれば「放映される予定だ」ということになる。be to構文の予定、運命、意図、義務、可能の5つの意味分類で言えば「予定」に該当すると思う。

broadcast

「放送する」「(噂などを)広める」等の意味を持つ動詞(名詞の意味もある)。語源は、broad(広い)+cast(投げる)→「広くばら撒く」となり冒頭の意味につながっている。

なお、動詞cast(投げる)は、後の例文で出てくる単語なので詳細はリンク先を参考にしてもらいたい。また、文法的な注意事項としては、過去形、過去分詞のスペルが原形と同じbroadcastとなるので要注意。なお、この例文では受動態(過去分詞)として使われている。

simultaneously

「同時に」という意味の副詞。語源は、simul(同時に)aneous(形容詞語尾)ly(副詞語尾)→「同時に」ということ。少し補足すると、語根simul(同時に)に前の例文で出てきたspontaneous(自発的に)で使われているaneous(形容詞語尾)を付加して作られた単語となる。

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throughout

「~の至る所で」「~の始めから終わりまで」等の意味を持つ前置詞(副詞の意味もある)。語源は、through(~を通って)out(外に)→「何かを通って外に出る」というイメージ。これだけだとちょっと分かりにくいので「パイプのようなものを想像し入り口から入って出口から出る」といった状況を想像するとよいと思う。

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throughout the yearであれば「その一年の始めから終わりまで」→「その一年中ずっと」となり、throughout the worldであれば「世界の始めから終わりまで」→「世界中で」といった具合に冒頭の意味につながるのが分かると思う。また、throughout the world以外にもall over the worldといった言い方もできる。

なお、throughoutとthroughの違いについてはこのサイトでニュアンスの差が説明されているので気になる人は読んでみるとよいと思う。



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Posted by EngxEng