DUO3.0例文解説メモ #388

2024年1月11日DUO

管理人
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DUO3.0例文の388本目です。

refer to B as C(BをCと言う)について少し詳し目に解説してます。

ChatGPTより生成した例文イメージ画像
YouTube動画版もあるのでご活用ください)
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非制限用法のwho

前の例文(#011#379)で出てきた非制限用法のwhoバージョンとなる。非制限用法の説明自体は重複する内容となるので詳細は割愛するが、下記特徴があるのを理解できれば良いと思う。

特徴
  1. 非制限用法は追加情報となるので、コンマで区切られた部分はなくても文章は成立する。この例文の場合、Ted is going to run for mayor(テッドは市長に立候補する)で文章としては成立しており、Tedに関する情報を非制限用法で補足しているということ。
  2. DUOの音声を聞くとコンマのところでポーズが入っているので音声からも非制限用法というのが理解できる。
  3. コンマをなくして制限用法のwhoとした場合、Tedという人物が複数いて、その中で高潔だと称されるTedを限定しているということになり得る。逆に言えば、非制限用法を使えばTedは1人しかいないということ示唆している。

refer to B as C

「BをCと言う」「BをCと呼ぶ」等の意味を持つ表現。この表現で使われている動詞referは「言及する」「参照する」「参照させる」「差し向ける」「委託する」等の多岐の意味を持っており、語源は、re(元へ)fer(運ぶ)→「元の場所に運ぶ」となり前述の意味につながっている。便宜上、下記3ステップで同表現を説明していく。

Step1:refer A to B
まずは、元の場所を示す前置詞to(到達)を伴ったrefer A to Bという形を基本と考えて「Aを元の場所であるBに運ぶ」ということ。なお、ここでいう「元」というのは、状況に応じて「話題・内容」「頼りになるもの」「情報源」等になるが「然るべきところ」といった感じで捉えておくとよいと思う。

Step2:refer to B
次にrefer to Bという表現だが、これはここで説明しているようにA=oneselfが省略された形と捉えておくとよいと思う。そのため、refer A to Bという形で「自身をB(然るべきところ)に運ぶ」ということになる。

Step3:refer to B as C
最後に本題のrefer to B as Cという表現だが、これは上記refer to BのBが「B as C」に置き換えられた形となる。そして、as(イコール)であることを考えると、refer to B as Cという形で「自身を(B=Cという関係)に運ぶ」→「B=Cと考える」という解釈となり、冒頭の「BをCと言う」「BをCと呼ぶ」という意味につながっていく。

なお、この例文に沿って考えてみると(受動態になっているので無理やり能動形にすれば)、They often refer to Ted as a man of integrityとなる。A=themselvesが省略されていると考えれば、They often refer themselves to Ted as a man of integrityとなり「彼らは度々彼ら自身をTed = 高潔な人というところに運ぶ」→「彼らは度々Tedを高潔な人と言う」ということになる。

経験的には、Cにはニックネームのようなものが来てcall B C(BをCと呼ぶ)という形の少し堅い表現のような感じで使われたり、論文の中で、この論文では「BをCと呼ぶ」という形で使われているのを見たことが何度かある。

長々書いてしまったが、上記内容をマインドマップ風に図示すれば下記のような感じになる。ご自身の使われている辞書に記載してる意味や例文を参照しながら、このマップを見て頂くとより理解が深まると思うので是非試してみてもらいたい。

refer A to Bのマインドマップ

a man of integrity

「高潔な人」という意味。前の例文で出てきたa man of vision(先見の明を持った人)と同じ構造となっており、man(人)の持っている色々な性質の内、「際立った性質」を抽出している。そのため、a man of integrityで、integrity(高潔)という性質を持っている人という意味になる。

詳細な説明はa man of visionのところでしているので、読み返してもらえると理解が深まると思う。また、前置詞of(抽出)についてはリンク先でまとめているのでそちらの内容も参考にして頂ければと思う。

integrity

「誠実」「高潔」「コンピュータ用語で完全性」等の意味を持つ名詞。語源は、in(反対)+teg(触れる)+ity(名詞語尾)→「触れられないもの」→「完全なモノ」というイメージになる。ここから、①人に対して完全というイメージを当てはめて→「誠実」「高潔」、②データや信号に対して完全というイメージを当てはめて→「データの完全性」といった具合に冒頭の意味につながっている。

誠実・高潔

なお、②については、機器間でデータや信号のやり取りをする中で、ノイズや雑音、誤操作によって本来のデータが変わってしまうことがあり得るので、そういった要因を除去してインテグリティを保証する(維持する)といった意味合いで使われることが多いと思う。

少し専門的な内容となり当サイトの趣旨から外れた内容になってしまうので詳細を知りたい人はググってもらえるとよいと思う。また、前の例文で出てきたintegrate intoでもこの辺りに触れているので読み返してみることをお勧めする。integ=完全なものというイメージも強化されると思う。

run

「走る」「動かす」「経営する」「運営する」等の意味を持つ動詞(名詞の意味もある)。ここで既に説明したように基本イメージは「何かを走らせる」ということで、意味の派生図を再掲すると下図となる。

この例文では、run for mayorという自動詞の形で使われているので、run (himself) for mayorと考えて、「市長という目標に対して自身を走らせる」→「立候補する」ということになる。図だと中段右側の黄色★となる。

runのマインドマップ


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Posted by EngxEng