DUO3.0例文解説メモ #315

2024年1月10日DUO

管理人
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DUO3.0例文の315本目です。

sort of…、kind of…で「…の種類」→「明言せずにぼかす」という感覚ですね。海外ドラマでよく出てくる印象です。

GhatGPTより生成した例文イメージ画像
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sort of…

「ちょっと…」「多少…」等の意味を持つ口語表現。DUOの例文には出てこないが似たような表現としてkind ofがあり、このサイトに分かりやすく説明されているので気になる方は一読をお勧めする。

なお、sortもkindも「種類」という意味を持っており、sort of…、kind of…で「…の種類」という意味となる(What kind of…?という表現から理解できると思う)。感覚的な話をすると「…の種類」という表現を間に差し込むことで明言せずにちょっと内容をぼかしているのだと思う。

この例文の場合、I feel dizzy(目まいを感じる)と言わずに、I feel sort of dizzy(目まいの種類を感じる)ということで、明言を避けて「何となく」「ちょっと」等のぼんやり感を生み出している。日常会話でも頻繁に使われる表現なので、感覚をしっかりとつかんでおきたい表現の一つ。

dizzy

「目まいがする」「フラフラする」等の意味を持つ形容詞(動詞の意味もある)。目まいの症状を相手に伝えるときに役立つ単語となる。上述のsort of…と併せて例文暗唱を通じて暗記してしまえばよいと思う。

feel like …ing

「…したい気がする」「…したい気分である」等の意味を持つ表現。 動名詞を用いた慣用構文の一つとなる。学校で必ず習う表現だと思うが、自分は高校で教わった記憶がある。be likely to…(…しそうである)のところでも触れたが、likeは「何かと近い」というイメージで理解しておくと応用が利いて便利。

以上を踏まえてfeel like …ingという表現を分解して考えると、feel(感じる)+like(近い)+…ing(動名詞)→「…するのに近いのを感じる」→「…するのに近い気分」となり冒頭の意味につながっている。

…の部分になぜto不定詞ではなく-ing形が続くのかは、to不定詞が一般論、-ing形は躍動感を示すためとなる。自分がその気持ちに駆り立てられるということは躍動感のイメージを持つ-ing形である必要があるということ。この辺りは大西先生の本に分かりやすく書かれているので個人的には一読をお勧めする。

throw up

「(何かを)打ち上げる」「吐く」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、throw(投げる)+up(上に)→「何かを上に投げる」ということ。ここから、①何かを上に投げる→「打ち上げる」、②何かを上にあげる→「吐く」といった具合に冒頭の意味につながっている。この例文では②の意味で使われている。

少し余談になるかもしれないが、この例文ではthrowing upとだけ書かれており、具体的に「何を上にあげるか」という目的語の部分がないので自動詞表現ということが分かる。

Longmanでthrow upを調べると自動詞表現としては「吐く」という意味しかないので、これを知っていれば意味は分かるし、日常会話でもよく使うので自然と覚えてしまう表現だと思う。ここからは、さらに本題から外れてしまうが、自動詞の中には「他動詞+自身」の自身が省略されて自動詞化したものがある(正確に言えば、再帰動詞の再帰代名詞省略と言うようだが)。具体例を出せば、hideは「隠す」という意味を持っており「隠れる」という意味にするにはhide myself(自身を隠す)という使い方をしていた。これがmyselfの部分が省略され、hide自体が他動詞としての「隠す」という意味と、自動詞としての「隠れる」という意味を持つようになったということ。

なぜこんな話をしたかと言うと、自動詞の意味を考えるときにこの考え方を利用してイメージすると上手く一致することがあり非常に使える手だから。throwが再帰動詞なのかどうかは調べてないので置いておいて、throw(投げる)+up(上に)+myself(自身)という風に補って考えてやると「自身を上に投げる」→「自身に関係したものを上に投げる」→「自身が食べたものを上に投げる」→「食べたものが胃から外に上がっていく」→「吐く」という感じでイメージ化しやすい。自分はこの感覚で覚えている。

you look pale

「顔色が悪いですよ」という意味の口語表現。pale自体は「(色が)薄い」「(色が)淡い」等の意味をもつ形容詞となる(動詞、名詞の意味もある)。フレーズ的に使われる表現となるので、例文暗唱を通じて暗記してしまえばよいと思う。


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Posted by EngxEng