DUO3.0例文解説メモ #321

2024年1月10日DUO

管理人
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DUO3.0例文の321本目です。

doctor, physician, surgeonの違いを詳しく説明してみました。

GhatGPTより生成した例文イメージ画像
YouTube動画版もあるのでご活用ください)
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physician

「医者」「内科医」という意味の名詞。doctorやsurgeon(後の例文で出てくる)も「医者」という意味があるが、physicianが「内科医」を意味するのに対し、surgeonは「外科医」、doctorは「漠然とした(内科も外科もひっくるめての)医者」という意味になる。

さらに、physicianはdoctorのフォーマルな表現として使われることもある(longmanにdoctorのフォーマルな表現として説明されている)。以上の内容を単語ごとに整理すると次のような感じになる。

  • ①doctorは「漠然とした(内科も外科もひっくるめての)医者」
  • ②physicianは「内科医」「doctorのフォーマル表現」
  • ③surgeon:外科医

この辺りの違いを語源を絡めて説明すると、physicは「自然についての知識」というのがもともとの意味。そして、知識を得るためには「自然界に存在する現象や物質」が研究対象となり、physicsが「物理学」という意味を持つようになる。また、それらを研究する人のことをの接尾辞-ist(従事する人)を付けて、physicist(物理学者、自然科学者)と呼ぶ。一方で、植物や人間も自然界に存在するものとなり、それらを研究して「(薬草などで)人間の自然治癒力を引き出す」という人たちのことを接尾辞-ian(専門家)を付けてphysician(癒す人、内科医)と呼ぶようになる。

医学として先に認知されたのは内科だが、人を治療するにはsurgery(外科手術)による方法もあり、手術する人のことsurgeon(外科医)という。surgeonは「手+仕事」が語源のようなだが英語のスペルからだと想像するのが難しい(他と混乱しやすい)ので説明は割愛する。

最後にdoctorだが、もともとは「教える人」という意味。大学の学位に「学士号」「修士号」「博士号」という3つがあり、修士号をマスター、博士号をドクターと日本語でもよく使うので耳にしたことがある人もいると思う。なぜドクターと呼ばれるかというと最高学位を取得したら教える人になれるということ。その後、doctorという単語が「医者」という意味で使われるようになる(免許取得上の学位が必要だから?)。長くなってしまったが、感覚的な視点でまとめると下記のような感じ。

①漠然と医者と言えばdoctorとなりフォーマルな表現としてphysicianがある(doctorはもともと医者という意味ではないので)。②歴史的にはphysicianの方がsurgeonより古いため、医者という意味ではphysicianがsurgeonも包括する、③内科と外科を区別して表現するにはphysicianとsurgeonをそれぞれ使う。surgeonはスペルの関係上、外科という推測が難しいためsurgery(手術)という基本単語から推測する。

advise

「アドバイスする」「勧める」等の意味を持つ動詞。経験や知識のある人がそうでない人に対して助言するときに主に使われる。感覚としては、日本語で使っているアドバイスと似たような感じになると思う。この例文のように、advise A to do Bで「AがBをすることを勧める」という意味になる。語源は、ad(~の方へ)vise(見る)→「~の方を見る」ということ。

refrain

「(行動等を)差し控える」「自制する」等の意味を持つ動詞(別語源で名詞の意味もある)。語源的にはfrainの部分は「馬の手綱」というような意味を持っているので、接頭辞re(後ろに)と組み合わせて(自身を)後ろに引っ張るというイメージ。この例文のようにrefrain from…という形でよく使われ「~を控える」「~をやめる」という意味になる。

この例文に沿って考えると、「アルコールから(自身を)後ろに引っ張る」→「(本当は飲みたいけど)控える」という意味になる。frainが「馬の手綱」というのを覚えても他単語への応用があまり効かないと思うので、refrain fromという形で覚えてしまうのが良いと思う。なお、この表現は注意看板でたまに見かける印象がある。

for the time being

「当分の間」「差し当たりは」等の意味を持つ表現。Longmanにもこの形で登録されており、for a short period of time from now, but not permanently(今から始まる永久には続かない短い期間)との説明がなされている。

beingはbe動詞の現在分詞で「そこに存在している」というようなニュアンスだと思うので、time beingで「そこに存在している時間」→「そこに流れている時間」→「現在」「今」という感じになると思う。

前述したlongmanの説明に戻ると、今を起点として終わりがあることを意識した表現となるため、一意に決まるその期間ということで定冠詞theを付けているのだと思う。「終わりを意識した今流れている期間」というイメージから、冒頭の意味になるのだと思う。


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Posted by EngxEng