DUO Select 例文解説メモ #111

2024年1月20日DUO select

管理人
管理人

DUOセレクトの例文111本目です。

ChatGPTより生成した例文イメージ画像
YouTube動画版もあるのでご活用ください)
中学生レベルの英語を使いこなせるようになるのに最適な教材です。詳細はこちらで説明しています。登録不要の無料お試し版があるのでまずは気軽に試してみるとよいと思います。
NHK英会話

be opposed to…

「…に反対している」という意味の表現。この表現で使われているopposedは動詞opposeの過去分詞が形容詞化されたものとなる。動詞opposeは「反対する」「争う」等の意味を持っており、語源は、ob(向かって)pose(置く)→「何かに向かって置く」ということ。ここから、「何かに反対する」といったニュアンスとなり前述の意味につながっている。

この例文では形容詞化されたopposedを使って、<be opposed to…>という形で「…に反対している」ということ。文法的な話になるが、opposeは他動詞の意味しか持たない動詞としてよく試験で出題される単語となる(oppose to….のように前置詞toを入れたら間違いなど)。そのため、この辺りを意識しつつ混乱しないように例文暗唱に取り組むとよいと思う。

なお、longmanには下図のようなグラフが載っており、同じような意味を持つ表現との使用頻度が分かる。こういう表があると、英語を外国語として学ぶ人にはすごく役立つ。一目瞭然だが、会話においては、カジュアルなbe againstが用いられ、文章では少し硬いopposeが好まれる特徴があるということ。

longmanより

ちなみに、会話でbe againstが好まれる理由としてはカジュアルな点に加え、oppose, be opposed toには、ただ反対するという意味だけでなくそれを阻止するような行動も含むためとの説明がある(この辺りのニュアンスは反対方向に置くという語源イメージから感覚的に理解できる)。

▶️(参考)DUO3.0の例文057:be opposed to…(…に反対している)

welfare

「健康と幸せ」「福祉」「(生活保護の)給付金」等の意味を持つ名詞。語源は、well(良く)+fare(旅をする)→「良い旅をする」ということ。ここから「人生の」というフレーバーが付加され、冒頭の意味につながっている。

なお、DUO3.0の例文でfare(交通料金)という意味が出てくるが、これは「旅をする」という動詞の意味から通行料を払うという意味になったため。ちなみに、このwelfareを逆にしたfarewellは「良い旅を」といった意味になり、farewell party(送別会)、farewell message(告別の辞)といった表現がある。

▶️(参考)DUO3.0の例文029:welfare(福祉)



\ 応援をお願いします! /
にほんブログ村 英語ブログへ   このエントリーをはてなブックマークに追加



DUO select

Posted by EngxEng