DUO Select 例文解説メモ #093

2024年3月11日DUO select

管理人
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DUOセレクトの例文93本目です。

might well+動詞の原形を使った構文が出てきます。個々の単語の意味をしっかり押さえるのが攻略のポイントだと思います。

ChatGPTより生成した例文イメージ画像
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stock

「在庫」「株」等の意味を持つ名詞(他品詞の意味もある)。語源としては次の二つの説があるらしい。

切り株説:stockには古くから「切り株」という意味があり、切り株から生えた枝がやがて大きく成長するというイメージをかぶせて「お金が増える」という意味 や「やがて枝分かれして分配する」というイメージが株式とつながって「株」という意味になった

蓄える説:stockにはもともと「蓄える」という意味があり「在庫」という意味合いでも使用され、「多額のお金」 という意味も追加され「お金を蓄えるもの」というニュアンスが「株」につながった。

どちらの流れで紐付けてもよいと思うが、日常的に使われる単語となるので英語の学習を継続していれば自然と身に付く単語になると思う。なお、この例文ではstock market(株式市場)という熟語の形で使われている。

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▶️(参考)DUO3.0の例文168:stock(株)

may well+動詞の原形

「~するのは当然だ」「~するのは当たり前だ」等の意味を持つ表現。ここでのwellは副詞の意味となるが、wellは「よく」「上手に」等と訳されることから分かるように「その度合が十分」というのが根本的な意味になると思う。

そのため、may(50%程度の確度)+well(発生度合が十分)→「全体で8割程度の発生確率」というようなニュアンスになる。この例文ではmayの部分をmightやcouldで置き換えた表現となっているが、表現のためのロイヤル英文法によるとニュアンスの差はほぼないと説明されている(一般的には、Could you, Would youというように過去形にすることで控えめな表現になる)。

本題に戻り、この例文に当てはめて考えてみると、wellを除いた文ではmight collapse at any momentで「今すぐにでも暴落するかもしれない」となり、その発生度合をwellで強調して「今すぐにでも暴落することは十分あり得る」となり冒頭の意味につながる。

また、後の例文で出てくるmight as well A as B(AするのもBするのも同じだ)という表現と混同しないように要注意。

▶️(参考)DUO3.0の例文379:may well+動詞の原形(~するのは当然だ)

collapse

「(建物等が)崩壊する」「(病気やケガ等で)倒れる」「(価格が)暴落する」等の意味を持つ動詞。語源は、com(一緒に)+lap(垂れる)→「一緒に垂れる」となり冒頭の意味につながっている。語根lap(垂れる)は覚えてもあまり有用なものではない印象なので、例文暗唱を通じて同単語を暗記してしまうのがよいと思う。

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▶️(参考)DUO3.0の例文429:collapse(崩壊する)

at any moment

「今すぐにでも」「いつ何時」等の意味を持つ表現。分解して考えれば、at(点)+any(いかなる)+moment(一瞬)→「いかなる一瞬の点でも」となり冒頭の意味につながっている。

少し脱線してしまうが、momentは、move(動く)と同じ語源に由来する単語で、動いているものは目の前からすぐにいなくなるというニュアンスから「一瞬」という意味を持つようになっている。また、「一瞬」=「重要さ」という意味合いにも派生し、重要な一瞬を掴むというニュアンスから「きっかけ」「契機」等の意味も併せ持っている。

なお、物理を勉強している人であれば、モーメントという単語を聞いたことがあると思うが、これは「回転させようとするきっかけ」というようなことなのかもしれない(ちょっと調べきれなかった)。

▶️(参考)DUO3.0の例文452:any moment(今すぐにでも)


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Posted by EngxEng